ギターを手放す前に確認しておきたい5つのこと

2026-08-06 カテゴリ:手放す

弾かなくなったギターが部屋の隅に立ったまま、という状態は珍しくありません。手放そうと思ったとき、多くの人がいきなり査定を申し込みます。ただ、申し込む前に自分で確認しておくと結果が変わることがある項目がいくつかあります。

査定する側は現物を見て判断しますが、こちらが把握していないと、説明できないまま話が進みます。難しい作業はありません。順に見ていきます。

1. シリアルナンバーの位置と内容

シリアルナンバーは、そのギターが何であるかを特定する最初の手がかりです。同じモデル名でも、製造時期によって仕様が違うことがあります。

刻印されている場所はメーカーやモデルによって異なり、ヘッドの裏、ネックプレート、ネックとボディの接合部などにあります。ネックを外さないと見えないものもあるので、見つからない場合は無理に分解せず、外から見える範囲で探してください。

見つかったら、番号を書き写すだけでなく写真を撮っておくと後で確認しやすくなります。

2. 製造国の表記

ヘッドやネックの接合部に、製造国を示す表記が入っていることがあります。同じシリーズでも表記が異なる場合があり、この違いが評価に影響することがあります。

表記が薄れていたり、そもそも入っていなかったりすることもあります。無い場合は「無い」と伝えれば十分です。推測で「たぶん日本製だと思う」と伝えると、話がややこしくなります。

3. 純正のままか、交換されているか

中古で買ったギターの場合、前の持ち主がパーツを交換していることがあります。自分で交換した場合も同じです。確認しておきたいのは次のあたりです。

  • ピックアップ
  • ペグ(糸巻き)
  • ブリッジ、テールピース
  • ノブ、スイッチ、ジャック
  • ピックガード

そして重要なのが、外した純正パーツが手元に残っているかどうかです。残っているなら一緒に出せる状態にしておきます。改造が悪いわけではありませんが、純正部品が揃っているかどうかは判断材料になります。

4. 付属品を集める

本体だけを見て、付属品を忘れていることがよくあります。買ったときの箱を開けていない引き出しに、まとめて入っていることも多いです。

  • ハードケース、ソフトケース
  • 保証書、取扱説明書
  • トレモロアーム
  • 六角レンチ、調整用の工具
  • 購入時の明細

特にオリジナルのケースは、探すと見つかることが多い割に、忘れられやすい項目です。

5. 今の状態を写真で残す

これは査定のためというより、自分のための記録です。

傷、打痕、塗装の劣化、金属パーツの錆、ネックの反り、電装系が音を出すかどうか。査定に出す前の状態を写真で残しておくと、後から「こんな傷あったかな」となったときに確認できます。

状態が良くないから隠す、という考え方は勧めません。現物を見れば分かることですし、事前に伝えておいたほうが話が早く進みます。

査定の方法にはいくつかある

ここまで確認できたら、あとは査定に出す方法を選ぶことになります。大きく分けて、自宅まで来てもらう出張査定、送って見てもらう宅配査定、店舗に持ち込む店頭査定があります。

本数が多い場合や、アンプなど重量のあるものが一緒にある場合は、運ぶ手間の面で出張査定が向いています。1本だけで、近くに店舗があるなら持ち込みでも構いません。

どの方法でも、査定額に納得できなければ断ることができます。複数に依頼して比較するのも普通のことです。

この記事は、一般的に確認できる項目をまとめたものです。具体的な買取価格や、個別の機材の評価については触れていません。実際の査定額は、機材の状態や時期によって変わります。